●お口の臭い 猫さんの口が臭い・・・と、感じたことはありませんか?口臭の原因は、歯垢かもしれません。人と同じように、猫の歯にも歯垢がたまります。
たまった歯垢を放置すると石灰化し、歯石になることがあるのは、よく知られていますよね。歯石の上にさらに歯垢がつくと、歯垢中の菌により歯茎が腫れ、歯肉炎や歯周病になる恐れがあるそうです。
●健康は、口の中から・・・ 歯茎が腫れると、猫さんはお腹がすいていても、痛みでご飯がすすまなくなります。食べなくなると、体力の低下が心配ですよね。
それだけではありません。調べてみると、口内の環境が悪いと、他の疾患を引き起こす・・・との専門家の研究も。
口の中のバクテリアが、歯茎などの血管からカラダの中に入り、内臓疾患を引き起こす可能性があるようなのです。
以前いた動物病院でも、口内ケアをせず放置することに、警鐘を鳴らしていました。
口の中の状態は、思っている以上に健康に影響を及ぼすのですね。
●歯石除去 歯石は一度できてしまうと、素人が除去するのは困難です。動物病院で歯石を取る場合は、全身麻酔が使われます。
そうなる前に、予防してあげたいですよね。お家でできること・・・。それはやっぱり、歯磨きです!
●360度ブラシは、磨きやすい! 他の小型犬用や、人の乳児用の歯ブラシを試してみましたが、プラスチック部分が当たり、磨きにくい・・・と思いました。
やっと見つけたシグワンの超小型犬用歯ブラシは、360度型。ブラシの裏が、カチカチ当たる心配がありません。歯磨き角度の45度を意識しなくてよいのも、楽チンです。
特許製法の毛と毛の間にワッシャーが入る360度型は、衛生的なだけでなく、適度な隙間が多くの汚れをかき出してくれます。
●小さい&超極細毛 直径は、10.7mm。小さいので、口の中に入れやすいです。数ミリの差なのに、入れやすさが全然違うことを実感しました。
ブラシの毛は、0.05mmの超極細毛。1本1本が、本当に細いです。
毛数は、レギュラーサイズで約3万本。従来の歯ブラシの30倍だそうです。
細いたくさんの毛が、短い時間で、汚れや歯垢を落としてくれます。
ブラシ部分を触ってみると、しっかりしているのに痛くありませんでした。これなら歯茎にもやさしく、安心です。
●歯ブラシの使い方 ブラシは、回転させるのではなく、横磨きにして使います。
歯垢が一番つきやすい場所は、臼歯だそうです。まずこの部分を中心に、ブラシを横に当てて磨きます。できそうでしたら、犬歯や切歯の根元も磨きます。
猫さんを膝にのせて、後ろから抱えこみ、腕で体を挟んで固定すると、歯磨きしやすいと思います。
または、中腰になって、足の間に猫さんを挟んで磨くのも、手が動かしやすいので、よい気がします。
最初から全部磨こうとすると歯ブラシに悪い印象が残り、後々やりにくくなってしまうので、初めての場合は、臼歯を手早くシュシュッ・・・だけにしてみてください。
日にちをかけて、ゆっくり慣らしてあげてくださいね。
●選べる2タイプ 猫用は、レギュラーサイズとコンパクトサイズの2種類になりました。
(画像の柄はブルーですが、ピンクのレギュラーサイズと同じタイプです)
違いは、ブラシ部分の段数と、持ち手。 直径や毛の細さは一緒ですが、毛の段数を減らすことでよりコンパクトになったのが、キャットです。
コンパクトサイズの持ち手は、レギュラーサイズより強度が15倍増すトライタンを採用。ガラスのように透けるおしゃれなデザインになっています。
【猫用(レギュラーサイズ)】
ブラシの段数 : 8段
柄 : ピンク
特徴 : 歯に当たる毛数がコンパクトサイズより多い
【キャット(コンパクトサイズ)】
ブラシの段数 : 5段
柄 : クリアデザイン
特徴 : より口に入れやすく小回りがきく
歯磨き慣れした猫さんには、レギュラーサイズを。
初めての猫さんや子猫さんには、より口に入れやすいコンパクトサイズがおすすめです。(小顔の猫さんにも!)
歯磨きを習慣化して、猫さんのお口を清潔に♪